文化服装学院の通信課程。
申し込んだのは数年前。でも、ほとんど手をつけないまま、気づけば時間だけが過ぎていました。
「また針を持ってみようかな」
そう思ってからも、なかなか動けなかった。
針を見ると、
「今さら始めても間に合わないかもしれない」とか、
「どうせまた途中で止まるんじゃないか」とか、
たくさんの言葉が頭の中でうずまきました。
でも今日は、「やってみよう」と思えた日。
本当に少しだけど、ノートを開いて、
机の上を片づけて、教材を取り出してみました。
ミシンはまだ出していないし、何も縫っていないけど、
私にとっては、これが第一歩。
50代の手にもう一度、針の感覚を取り戻す。
それができるかはわからないけれど、
「もう一度やってみたい」と思う気持ちが、
今日の私を動かしてくれました。
ブログという場所に、こんな風に残せるだけでも、
ちょっと心が軽くなった気がします。
次は、少しだけでも手を動かしてみたいな。